フォーチュン

俺はヒカリに近づいた

『お前ヒカリ…??』

「…そうだけど…??」

『俺…知り合いか??』

「いやいや…違うっしょ?!」

『……』

俺は不満を持ちながら浬の所

に戻った。

「いきなりどおしたんだよ～??」

『いや…ちょっと…』

「まさか好きになったとか??」

『ちげーよ』

「まあ好きになっても無駄だけど…」

『はっ?』

「飛花里ちゃん1組の田崎って奴と付き合ってるから」

『ふーん…』

----ピーンポーンパーンポーン----

「2年3組の田中浬君!!至急職員室に来て下さい」

----ピーンポーンパーンポーン----

「あっ呼び出しくらっちゃった…んじゃなっ」

浬は俺に手を振って教室から出て行った。

『は～…ヒカリか～…』

俺は机にうつぶせになった

※　※　※　

「ウェーン…ヒック」

『ヒッヒカリちゃーん??どおしたの??』

「あっあっあのね…ヒック ボール…がね…ヒック」

『うん。それで?』

「あたっあた…たの…ヒック」

『えー!!誰にやられたの??僕がボコボコにしてあげるー!!』

「ケン君に……」

『分かった!!待っててねっ』

「ありがとう!!隼人君大好きっ」

　※　※　※