黒猫物語





あれは、私が恐怖に怯えた1日でしたー‥。




「もぅ!うまくまとまらない!」




私は洗面所の鏡を見ながら呟いた。




自分の髪を何回もとかして、特定の場所に束ねようとしていたのだった。




毎朝、髪の長い私は自分の髪と悪戦苦闘して…。





そんなある日、私は夜にお風呂に入りながら一言呟いた。




「もう、この髪の毛嫌い。どうにかならないの?」






そう、何気なく呟いた‥つもりだった。









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