黒猫物語
その夜、私は自分の部屋に行き床につこうとしていた。
毛布をかけ、明かりをけして枕に横になった。
しばらくして、私は深い眠りに落ち着いて……
目が覚めた。
普通通りに自分の部屋から出て、洗面所に向かって思わず絶句した。
「何…これー‥」
あろうことか、昨日まであった髪が全てなくなっているではありませんか。
私の頭は一本も髪がはいていなく、ツルツルの丸坊主になっていたのです。
「キャアーー!」
私は驚きのあまり、鏡から目を逸らし頭を抑えながら、嘆きました。