* 眠りの森の里亜 *〜王子のもの〜
俺に懐いてきていても
俺が、里亜に振り向けば
里亜は、俺から離れていく。
そんな気がして、ならない。
でも、ずっと抑えてきた
里亜への想いが、ふいに爆発した。
眠っている里亜の髪を、優しく手のひらでなでる。
すっげえ、愛しい・・・・・・
このまま、ずっと
眠っていればいい。
俺の腕の中で――。
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俺が、里亜に振り向けば
里亜は、俺から離れていく。
そんな気がして、ならない。
でも、ずっと抑えてきた
里亜への想いが、ふいに爆発した。
眠っている里亜の髪を、優しく手のひらでなでる。
すっげえ、愛しい・・・・・・
このまま、ずっと
眠っていればいい。
俺の腕の中で――。
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