先生、お願いセカンド


先生が私を抱きしめながら寝てしまうのは、あのかなり辛かった中辛カレーを作った夜から


いつもなら電気を消した先生は私に背を向けるのに、背中に温かさを感じた途端に先生の腕が私の腰に回っていた


「せ、先生…」

「うん?」

「あっ、あの…」

「奈々…眠い…」




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