先生、お願いセカンド


「悪いな、待たせて」

「う、うぅん、こっちこそ急にごめんね?」

「あ、あぁ…」


俺たちの間に妙な空気が流れる

そりゃぁ…こうして二人で会うなんて久しぶり

お互い仕事を理由に会えなかったし、俺は俺で奈々に構っていた


「あの、な」

「別れよう、さっちゃん」

「えっ…」




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