先生、お願いセカンド


「そうだね」

「なんか、俺ら可笑しいかもな」

「うん…かもね?」


由香は微笑んで先に席を立った

そして少し離れた場所の男がいた


そいつか?

由香、幸せになってくれよ

由香は俺に振り向くと手を振ってきた

俺も軽く振り替えした

それは幼なじみに戻れた瞬間だったのかもしれない




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