先生、お願いセカンド


「皐月さん、好き」


私の唐突の言葉にテレビの画面から顔をぱっと私に向けた


「おま…」

「ダメ?だって…」


皐月さんは困惑したような表情に私は不安になった

だって2年間

私は皐月さんの2年間を知らないから


「……っ…我慢してんのによっ」




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