―GAME―


《今回はGAMEにご参加頂き

ありがとうございます

それでは本題へ…》


マリアが話すと同時に声が響いた。


「その御つき!

私の部屋に持ってきてちょうだい!」


エレナ様だった。


その言葉にメイド達はいそいそと御つきの体を運びはじめる。


赤い…赤い血が…


首から次々に流れていた。


「失礼…」


ニコッと私に微笑みその場から消えた。


《失礼しました

まずはこのGAMEの“目的”を話します

1.エレナ様の暇つぶし

2.エレナ様のコレクションを増やすため


この2つだけです》


「はっ…?」


何それ、全部エレナ様のためじゃん!


何かあるんじゃなかったの?


「てゆか、コレクションって何なの!」


意味が分からずに聞く。


だって“コレクション”だよ?


何をコレクションにするってわけ?


《もちろん

あなた方の亡骸ですが…》


なに、それ…


< 5 / 12 >

この作品をシェア

pagetop