―GAME―
《今回はGAMEにご参加頂き
ありがとうございます
それでは本題へ…》
マリアが話すと同時に声が響いた。
「その御つき!
私の部屋に持ってきてちょうだい!」
エレナ様だった。
その言葉にメイド達はいそいそと御つきの体を運びはじめる。
赤い…赤い血が…
首から次々に流れていた。
「失礼…」
ニコッと私に微笑みその場から消えた。
《失礼しました
まずはこのGAMEの“目的”を話します
1.エレナ様の暇つぶし
2.エレナ様のコレクションを増やすため
この2つだけです》
「はっ…?」
何それ、全部エレナ様のためじゃん!
何かあるんじゃなかったの?
「てゆか、コレクションって何なの!」
意味が分からずに聞く。
だって“コレクション”だよ?
何をコレクションにするってわけ?
《もちろん
あなた方の亡骸ですが…》
なに、それ…