自由日誌
卒業
卒業写真のわたしは
いつでも笑顔で映ってた
みんなと別れるのを
まるで知らないかのように
本当は別々の道を歩むのなら
いっそのこと
出会わなければ、なんて
そんなことを思ったこともある
だけどいま
ここにいる私は
幾度も卒業を超えて
みんなとの出会いが
こんなにも心強く今も生きている
情けなくたって
まだまだ大人になれないけれど
それぞれの道を進んだ友に
いまでもずっと心を支えてくれるから
一緒に描いた夢を
共に眺めた景色を
忘れてないよ
いまなら思う
生まれ変わっても
やっぱり
みんなに出会えるなら
別れることが分かっていたとしても
それでもいいよって
神様にお願いするんだ