惚れ薬2〜彼と甘い薬〜
「オハヨ。先輩」
初めに気に入ったのは、この声だった。
低過ぎない、柔らかな音。
「おはよう。朝から元気だね」
立ち止まらない私の隣に、彼は並んで歩き出す。
「中華苑のラーメン、ゲット」
「私も、あそこのラーメン好……っ!!!」
思わず顔をあげたら、バチッと音をたてて目があっちゃった。
初めに気に入ったのは、この声だった。
低過ぎない、柔らかな音。
「おはよう。朝から元気だね」
立ち止まらない私の隣に、彼は並んで歩き出す。
「中華苑のラーメン、ゲット」
「私も、あそこのラーメン好……っ!!!」
思わず顔をあげたら、バチッと音をたてて目があっちゃった。