ぬくもりに触れたくて。
それから

大きなウエディングケーキ入刀。

キャンドルサービス。

陸登の友人による祝福のステージダンス(笑)

「陸登も参加しろよー!!」

「え…やだよ冗談じゃないっ;」

そう言ってステージに上げさせられる陸登。

「ほら!まろんちゃんに格好良いとこ見せてやれって!!」

背中を押されて、上着を脱いで踊る。

初めてみた姿に

私は息を飲む。

「…りっくん…凄い。
踊れるんだ///」

最後の決めにバランスを崩しコケたけど(笑)

赤面して帰って来た彼に
「りっくん有難う。」

「いいえ//…っあ~…格好付かなかった…//」

相当恥ずかしかったみたい(笑)

「格好良かったよ?
りっくん踊れるんだね?」

「昔、母さんが趣味でダンスしてて俺もやらされたんだ。」

「そうなんだ?
じゃあまた機会があったら見せてね。」

「まろんに言われたら断れないな(苦笑)」

頬をかきながら、そう約束してくれた。

新しい貴方の姿を

今日この瞬間初めて見られた。

これから先も色んな貴方が見たい。

どんな貴方も私は愛しいから。
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