ぬくもりに触れたくて。
-幸せ-
「まろん、ベビーカーとベッド買いに行かないと。」
「そうだね、買いに行こっか。」
元気にすくすくと育つ赤ちゃん。
お互いお休みの日。
私たちは新たな幸せへの準備を始めてる。
「ね、ミルクって母乳?粉?」
「・・・粉。」
「ぷっ!」
「笑うなー///」
「あ、ベビーカーあったよ。」
はぐらかされた//
ベビーカーやオムツ、ベッドを買う。
「改めて、生まれるんだって実感するなぁ。」
部屋に帰って、一息つきながらぽつんとそう言う。
「ね、早く生まれないかな。どっちに似ると思う?」
「顔は俺で、性格はまろん。」
「えー?全部陸登に似れば良いのに。」
そうしたら、私絶対溺愛しちゃう。
「でもさ、凄い親ばかになりそう。二人とも。」
「陸登、すごい甘やかすんでしょ?」
「うん、で、まろんに叱られるんだよ。」
お互いの顔を見て、笑い合いう。
「幸せな家庭、築こうな。」
「うん!私とりっくん赤ちゃんの3人で早く暮らしたい。」
最高の家族になるんだもん。