ぬくもりに触れたくて。


陸登さんとメールをして1ヶ月が立ってた

完全に彼が好きになってた(照)

メールが来なくて不安になったりして。

それから、また会わないかってことになって

ドキドキしながらその日を迎えた。

駅前で待ち合わせ。

前から向かってくる背の高い男性

「おはよう、待たせたかな?」

「ううん、私もちょうど来たところだから。」

ふわっと彼からする香水の香り

甘い香り。

ドキドキして心臓が破裂しちゃうかと思った//

「さて、じゃあ行こうか
まろんちゃん。」

「あ、はい//」

メールの文章でのまろん

陸登さんが言うまろん


全然違って凄く顔が火照ってしまった。

それから、買い物したり、映画やカラオケ行ったりして過ごした。

「今日は有難う陸登さん。
凄く楽しかった//」

「こちらこそ、有難うねまろんちゃん。俺も楽しかったよ。」

「また、時間があったらこうやって遊びたいです//」

「時間も何もこれからはずっと一緒に過ごすんだから、遊びじゃなくてデートになるよ」

…………え?

「デート…?」

「俺と付き合って下さい。
ずっとまろんちゃんが気になってて仕方なくて。絶対幸せにします。」

真っ直ぐ私を見つめる綺麗な切れ長の瞳は揺らぐことはなかった。

突然の告白に同様が隠せない私

「あ…私で良かったら…付き合って下さい///」

なんとか絞りだした言葉

「本当に!?
良かった…断られたらどうしようかと思った…。」

「私もずっと陸登さんが気になって、好きになっちゃったから…///」

「そっか、じゃあ両思いだった訳だ。
改めてこれからよろしくね、まろん。」

「両思い//
…よろしくです陸登さん//」

それから

「陸登さん、私にプリクラ撮りたいな」

「ん、良いね。
じゃあゲーセン行こっか。」

嫌な顔一つせずに

さも当たり前のように私の手を包むように握りしめてくれた

出会って1ヶ月

こうして出会った。

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