ぬくもりに触れたくて。
「あ、彼女にはノンアルコールで頼むよレイ。」
「OK、ちょっと待ってね。」
陸登さんの横顔を見る
「ん?どうしたの?」
「陸登さんもハーフなの?」
「いや、俺は日本人だよ?」
「なんで目がちょっと青いの?」
そう、陸登さんは瞳の色が薄く青いの。
「俺の先代のおじいちゃんがアメリカ人でね。
で、瞳の色だけはおじいちゃん譲りなんだよ。」
「すご…//」
関心してるとお酒が運ばる。
「はい、陸登はコレね。
まろんちゃんにはオリジナルノンアルカクテル。」
差し出されたのは
綺麗なコバルトブルーのカクテル。
「綺麗~///」
飲むのが勿体無いくらいだった。
「じゃあ、乾杯しよっか。」
カンッとガラスの触れる音が響く。
「美味しい!
甘いよ陸登さん!」
「それは良かった。
まろん、甘いの好きそうだったからね。」
にっこり笑いながら私を見てる彼に少し照れてしまう//
それから数時間立って、バーを後にした。