僕の初恋を君に捧ぐ
【第1章 愛という名の花】
関佑香(セキユウカ)。
クラスで人気の女子。
俺は興味がない。

「雄都くーん(*^-^*)」
「ぁ??」
「お昼一緒に食べよー☆><」
「俺、達と一緒に食うから。
お前らと食ってるヒマはない。」

何かと女子が俺の周りに寄ってくる。
はっきり言って、相手するのが
めんどくさいし、邪魔だ、とにかく。

「雄都ー★お前メッチャモテてんなー^^」
こいつ、相葉吉希(アイバヨシキ)。
俺の仲間の一員。背が低くて、女子に
可愛いと評判だ。
吉希は大阪出身でそのなまりがまた好かれる。

んなら大阪のばーやんとレズっとけ、
っつー話だよ。

関佑香。こいつは、俺が女子の中でどうも
1番気に入らない。

だが、関佑香は吉希のお気に入りだ。

どこが可愛いんだか。

関佑香は、周りに可愛い可愛いと
言われて酔ってる。

つまり自分が可愛いと誤解しきってる。

本当は世界1といってもいいくらいブサイクだ。
俺からみれば。

女子はだいたいそういう奴ばっかりだ。

いや、、、1人周りの女子からパシられてる奴が
いたような、いなかったような、、、。

あー、そうだ、森口彩香。

すごくお姫様みたいな奴。
お姫様って扱いやすい時と扱いにくい時が
あるんだよな。
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