白波リズム
普通で平凡で、それなりに日々を生きてた。
水島沙羅
20才の大学2年生の夏。
「「3・2・1、ハッピーバースデー!!」」
時計の針が12時を指した。
すると、パンッとクラッカーが破裂し、私の目の前にケーキが運ばれてきた。
そう、今日は私の20回目の誕生日。
大学の仲良しメンバーが誕生日を祝ってくれた。
「みんな、ありがとー…」
「ほらー、火消して!!」
涙ぐむ私の背中にそっと触れ、じゅりが笑顔で促した。
「…うん。」
火を吹きけすと、またみんな笑顔で「おめでとう」と言い、今度はプレゼントを渡してくれた。
「…みんな本当にありがとー、開けてもいい?」
「もちろんだよ!!」
綺麗に包装されたラッピングを丁寧に剥がした
「…ん?何これ?…ってこれパンツじゃん!?」
男物のパンツだった。
「あはは、驚いたー?」
未来がお腹を抱えながら笑っていた。
「普通に驚くでしょ!!」
「安心して、俺らの使用済みとかじゃないからー。」
洋が他の男たちと肩を組み、おどけた。
「当たり前だよ!!使用済みだったらいらないしー!!」
「まぁまぁ、パンツは置いといて中見てみなよ?」
圭太が私の横に置いてあるプレゼントを指差した。
「え…?まだあるの?」
みんなニヤニヤしながら、私を見つめた。
水島沙羅
20才の大学2年生の夏。
「「3・2・1、ハッピーバースデー!!」」
時計の針が12時を指した。
すると、パンッとクラッカーが破裂し、私の目の前にケーキが運ばれてきた。
そう、今日は私の20回目の誕生日。
大学の仲良しメンバーが誕生日を祝ってくれた。
「みんな、ありがとー…」
「ほらー、火消して!!」
涙ぐむ私の背中にそっと触れ、じゅりが笑顔で促した。
「…うん。」
火を吹きけすと、またみんな笑顔で「おめでとう」と言い、今度はプレゼントを渡してくれた。
「…みんな本当にありがとー、開けてもいい?」
「もちろんだよ!!」
綺麗に包装されたラッピングを丁寧に剥がした
「…ん?何これ?…ってこれパンツじゃん!?」
男物のパンツだった。
「あはは、驚いたー?」
未来がお腹を抱えながら笑っていた。
「普通に驚くでしょ!!」
「安心して、俺らの使用済みとかじゃないからー。」
洋が他の男たちと肩を組み、おどけた。
「当たり前だよ!!使用済みだったらいらないしー!!」
「まぁまぁ、パンツは置いといて中見てみなよ?」
圭太が私の横に置いてあるプレゼントを指差した。
「え…?まだあるの?」
みんなニヤニヤしながら、私を見つめた。