xx私達の約束xx
++約束++
1人の少女が
うつむきながら
ポツリポツリと
涙を流している。
「行かないで―――」
少女と同じ歳くらいの少年が
静かに泣く少女を優しく
なだめている。
「ゴメンね...
でも僕がもっと
でっかくなったら
必ず
―――ちゃんに
会いに行くから
待ってて。
だからもう泣かないで」
少年のそのコトバを聞いて
少女はニッコリと微笑む。
「分かった。
もう泣かない。
だからでっかくなったら
ぜぇ-たい
私に会いに来てよ。
約束だよ??
――は私のヒーローなんだから(笑」
少女の笑顔を見て
少年も微笑みながら
「うん。
約束ね-
...ん!?
てか俺いつから―――ちゃんの
ヒーローになったの??笑」
「いつからだろ??
う-ん...
気付いたら
――が
私のヒーローになってた(笑」
「アハハ(笑
それとね
もう1つ話しがあるんだ...」