極道恋愛法
秘書の仕事は難しく、とにかく神楽組みの後継者に付きっ切りでいなければならない。



仕事内容はおもに、経済について。



そのほか、とにかく後継者の面倒を見るって感じ??



それが大変で…



トイレに行く時以外はずっと一緒にいなければならないらしい。




「面倒くさい…」



「あぁ??」




ポツリと言った私の言葉に大げさな反応を見せる美形男子。



もう秘書の仕事は始まっている。



美形男子の腕に目がいった。


桜の刺青。



タンクトップから時折顔を出す竜の刺青。



「いや…その…」



「どんくせぇヤツだな??」




「は、はぁ…」










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