極道恋愛法
ガチャ_____




ドアを開けると旅館並の広さがある脱衣所に出た。




どうやらこの向こうのドアがお風呂場につながっているらしい。




中からシャワーの音が聞こえる。




「すいませーん、その…着替えってどこにあるんですか??」




「あぁ!?そんなのもわかんねぇのかよ??」



ドア越しに聞こえる彼の声。



「はい…すいません…」



ドアに向かって謝った。



ガラ______



突然私の目の前にあったはずのドアが開いた。




「キャーーー!!!!」



私はそのまま床に倒れた。




目の前がぼやける。




徐々に意識が遠のいていく…
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