極道恋愛法
ジリリリリリリリリリ____!!!!!!!



「うるさいなぁもう!!!」



やかましい目覚まし時計の音によって勢い良く起き上がった私。



「さっさと起きろっつーんだよ!!」



昨日からこの美形男子の秘書になった。



彼の名は神楽竜。



ヤクザ界では有名な神楽組の後継者候補だ。



こんなヤツにかかわるなんて思ってもみなかった。



全てはあの痴漢が始まりだ。



あのおっさんさえいなければ…!!




「あっ!!!そういえば、昨日…!!!」



「あぁ、お前ぶっ倒れたんだよ。」



「いや、それは覚えてます!!」




あれからどうなったんだ??




「オレがここまで運んでやったんだよ。」



「あ、ありがとうございます…」




なんだ…優しいとこあんじゃん。
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