極道恋愛法
「何ぶつぶつ言ってんだよ??」



「いや、なんでも…ないです…」



私のことを見下ろす美形男子の目は鋭く怖かった。




バッ_____!!!




「ひゃ!!!」




急に私の目の前が真っ暗になる。




「え??なに??なに??」



私は美形男子に抱き寄せられていた。




「俺の気持ち…何でわかんねぇんだよ…」




そういって優しくキスをする。



パン___!!!



初めて人にしたビンタに自分でも驚いている。


手がジンジンする。



「そんな、人の気持ちを無視してキスするやつの気持ちなんて…一生わかんないわよ!!」





私はそういい残しその場を去った。





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