極道恋愛法
すいません!!この子を痴漢から助けていたら遅れてしまいました!!」



私と美形男子は、二人して校長と担任に頭を下げた。



「いやー、神楽組ってきいたからどんな子がくるのかと思ったら、とても心優しい子だね。」




「そうですね、生徒の鏡です。」




こうして、私たちは遅刻することになったが、おほめの言葉をいただき無事入学式に出席することができた。






10時10分_____



入学式が終わり、教室に戻ることになった。


どうやら私と美形男子は同じクラスらしい。




10時12分_____



教室に入ると私の席の隣にはパーフェクトボーイが!!



名簿によると、どうやら神楽翔(かぐら しょう)というらしい。




神楽…



美形男子と同じ名前…




「へ~お前、『心』っつーんだ。にあわねぇな。」



美形男子が私の隣に座った。



ん??



私超ナイスポジションじゃない!?





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