愛しー時に抗うもの達ー

そうして決まった私の新たな居場所は、


歴史上、
有名なあの《新撰組》だった。


生きたい、と思えた。



それだけで…



少しだけ。
ほんの少し…




前に進めた様な気がするんだよ?


ねぇ、海
見てるかな?




屯所の庭から見る青い空はあの時の悲しげな顔ではなく。















少しだけ微笑む
海が見えた。


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