愛しー時に抗うもの達ー
「大丈夫だ俺がいる。」


大きな土方さんの胸にもたれかかった。


「さっ…グスきまで…ヒック寝てたのに…」



「今、起きた。」


土方さんの顔は見えない。

しばらくこのままで…









「ありがとうございました。



もう、大丈夫ですよ」



土方さんの腕の中からでて微笑んだ。





すると、私の右腕を少し強めに握って







「一人で抱えるな…

俺達が居る。」


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