愛しー時に抗うもの達ー
神社の境内に丁度隠れた所に古めかしいゴツゴツとした長い階段があった。
「コワッ…」
暗くじめじめしたそこは先が見えずにおどろおどろしい雰囲気が漂っていた。
でも、おばちゃんが教えてくれた事を信じて進む事にした。
「ヨシッ、行こう!」
パンッと自分の頬を叩き喝を入れた。
一段一段をゆっくり踏みしめて上がっていった。
「わぁ…どんだけ暗いんだ…灯りが無いからやっぱり暗いや~」
ほ~ほ~
ビクッ∑
梟の声にビックリし、泣きそうだった。
「あと少し…」
自分に言い聞かせ階段を上がって行く。
最後の段を登り、額の汗を拭いた。暑くてかいた汗ではなく、冷や汗だった。
「はぁ~」
広場に出て獣道を探すと真っ直ぐ進んだ所に草が少し開けた所があり、少し傾斜があり登るのは大変そうだった。
目の前に来て、傾斜とあまり月の光が当たらない獣道に登る意欲が削がれた。
「帰ろうかなぁ…」
「コワッ…」
暗くじめじめしたそこは先が見えずにおどろおどろしい雰囲気が漂っていた。
でも、おばちゃんが教えてくれた事を信じて進む事にした。
「ヨシッ、行こう!」
パンッと自分の頬を叩き喝を入れた。
一段一段をゆっくり踏みしめて上がっていった。
「わぁ…どんだけ暗いんだ…灯りが無いからやっぱり暗いや~」
ほ~ほ~
ビクッ∑
梟の声にビックリし、泣きそうだった。
「あと少し…」
自分に言い聞かせ階段を上がって行く。
最後の段を登り、額の汗を拭いた。暑くてかいた汗ではなく、冷や汗だった。
「はぁ~」
広場に出て獣道を探すと真っ直ぐ進んだ所に草が少し開けた所があり、少し傾斜があり登るのは大変そうだった。
目の前に来て、傾斜とあまり月の光が当たらない獣道に登る意欲が削がれた。
「帰ろうかなぁ…」