天然水 <番外編>
席が近い事もあり、
一緒にいる時間が
増えていった。
気がつけば
一緒に移動したり、
ご飯食べたり、
休憩時間も一緒だった。
菜智の明るい性格が
だんだん居心地の良い
ものになった。
1年はすぐに過ぎて行き
春、
クラス替えの時期――
「また同じクラスだと
良いね!!」なんて話を
していたら、
本当に同じクラスだった
そして、3年の時も
一緒だった。
「菜智ら、3年間も一緒とかすごくない?」