Hurly-Burly 【完】
「せめて、自分の口から嫌を聞くかしない
内には表立て動くつもりはない。
俺の最優先事項は何よりもひーちゃんと
みーちゃんだけだからね。」
愛妻家だろうが愛娘をどんだけ愛してようが、
この人に敵うわけない。
「俺の優先事項は日和ちゃんの笑顔を
守り抜くことですよ。」
貴方には負けますけど、どうか君の
ためになりたい。
相変わらず、この街の星は綺麗だ。
あの子の笑顔よりはちっぽけの光で、
眩いこの光が変わらないようにでいい。
嘘でもいいから君に言われてみたい。
『 』