ユキノカケラ
「…はい。」


突然出てきた包み。

かわいらしくラッピングされている。

私はそれをゆっくりと開けていく。


「…!?何これ。めっちゃかわいい!」


そこには銀色に輝くユキノカケラのピアスが並んでいる。


「…何か彩奈っぽいなって……メリークリスマス。」



――この人となら……



「メリークリスマス!」


< 108 / 109 >

この作品をシェア

pagetop