涙の温度-私と君-
「わかった‥」
そう言って私はその男子に支えられながら帰った。
家の前まで来て
「もう大丈夫だから‥今日はなんか‥‥ありがとう‥」
「ふっ!!」
「なっなんで笑うんだよ!!!」
「いやっ!違うんだよ‥真生ちゃんみたいな子でもお礼言うんだみたいな!!」
「失礼にもほどがあります!」
「ごめんね‥今の冗談だから!てか!!俺の名前斎藤光!宜しくね」
「はい‥うちは真生です。宜しくお願いします」
「はい、これ!俺の番号いつでも電話して!!」
って言って1枚の紙を渡してきた。
たしかに番号がかいてある
「いや‥でも‥い‥」
「って事で!!連絡待ってます!!じゃね〜」
って言って走って帰って行っちゃった
「本当に訳わからない」
これが、光と知り合った出来事。
これからどんな事があるか知らない私達‥