わがままでゴメン。でもすきなんだよぉ…
意味わかんないのはこっちだっつーの!!!


「もういいよ!!!」



「ちょ…まてよ!!!」




立ち去ろうとする美希を怒鳴り声に近い声で呼び止める。



「な、なに…んぅ!!!」




オレはは唇を押し付けた。



廊下を通りすがる人が俺たちを見ている。



いつもなら場所を気にしてキスなんかしない。





パン___!!!!!





廊下に響く音。




オレの顔には赤いあと。



美希の心には消えない跡。



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