わがままでゴメン。でもすきなんだよぉ…
「今日の南くん…サイテーだよ…」




美希はそういい残してその場を後にした。



サイテー…か。




サイテーだよな。




オレ…



何してんだよ…




絶対美希、傷ついたよな…



オレ…サイテー





オレには美希はとても遠い存在だった。




だから絶対に大切にするって決めたのに…




美希はこの学校の文化祭のミスコンでNo.1になったほどの美人。




きれいな色白の肌に、目鼻立ちのいい顔。





そんな美希と付き合えるなんて夢にも思ってなかった。



一度も話したこと無かったし…











俺たち…




もう終わりなのかな??

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