『最後にあなたを好きになってよかった』
『いやっ、駄目!!行かないで!!・・・・行かないでよ!!翔君!!!』
『でも行かなきゃ』
『駄目っ!!ほんとに駄目だよ!!翔!!お願い』
華怜は俺に近づく
俺の身体はもう下半身はなかった・・・・・・でも温かい
『無理だよ・・・華怜・・・・行かなきゃ』
『いや!!・・・・翔・・・・好きなの・・・・だからお願い』
華怜・・・・嬉しいよ・・・・俺も好きだよ
身体はもう薄っすらとしか残っていないのがわかる
『華怜・・・・・泣かないで』
華怜の目から大粒の涙が流れる