『最後にあなたを好きになってよかった』



『翔!!』




華怜は俺の右頬を触る






しかし、もう感覚はなかった





華怜の唇が俺の唇に重なった





・・・・温かい・・・・・・・・唇が・・・・・・温かい






触れているのか、触れていないのか、わからないが







華怜の体温を感じる







『お願い・・・・ずーっと好きだったの・・・・でも私教師だから・・・隠してたの・・この気持ちを伝えるのは・・・・・翔が卒業してからだって・・・・』










『そうだね・・・・・・俺も隠してた』
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