『最後にあなたを好きになってよかった』


休み時間が終わると淡々と授業も進みだす・・数学の教師だったから大体分かるけど




まぁ、適当にがんばるか



暇な授業も終わり、放課後俺は輝明から逃げるように教室を出た



ふーー、それにしてもこの身体、やけにでかいな、視界が一段違う




元々、俺は172ぐらい・・・こいつ180はあるな




徒歩15分ぐらいで自宅マンションに帰り着く




新築マンションの15階建て、間取りは2LDKの13階に住んでいる




翔の家は一戸建てだったが、相続のときあいつの親戚ども煩かったから、そのままあげた



そもそも、翔の親戚の世話になんかなる気もなかった


その代わり、遺産の3分の1を貰い、このマンションを買った。



翔の通帳にはまだ2,000万ぐらい残ってる。



まぁ、これで当分の生活費や学費なんかは気にしなくてすむ



しかし、帰ってからすることなんてないんだけど・・・・すんげー暇



雑誌を見たり、テレビを見たり、昼寝したりしながらまったりと高校生活を過ごしていた






あっ、飲みもんなんにもねーや、コンビニでも行くか



歩いて5分ぐらいのコンビニに向かう。昼寝か夕寝かわかんねーけど今日は結構寝たな




もう辺りは暗くなってた、携帯で時間を確認する、9時半か
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