『最後にあなたを好きになってよかった』


『いや、なんにも・・・・とっ、とにかく気をつけるように』



『ははは、なんですか?!その先生みたいな喋り方は?』



くっ・・・・鋭いじゃねーか、藤堂・・・・しかしなんでお前がこんなとこウロウロしてんだよ、お前んちは確かここから車でも30分はあるぜ?!




『どうして、こんな暗いとこに?』




『あっ、ちょっと勉強するために、この近くに家庭教師がいるの』



そうだった・・・藤堂はその家庭教師に惚れてるんだっけ、前に相談されたな



しかし、あんまりこの姿で関わらない方がいいな・・・でも生徒達の様子も知りたい



『あのーー、今から暇ですか?・・いやお礼に、そこのファミレスでもどうですか?』



おいおい、藤堂いいのか?!お前から誘って?でも生徒達のことは気になる




『では・・・お言葉に甘えて』



そう言うと、俺達はファミレスに向かった








席に着くと、藤堂はメールをしだす



『ちょっと、すいません』



相変わらず、女子高生のメールは早えーな


一段落着くと、俺は藤堂に聞いた



『彼氏ですか?メールの相手?』



『うん////今から友達とファミレスって送ったの』
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