『最後にあなたを好きになってよかった』
半分の生徒はこちらを見た・・・・・教室がざわめきだす
「えっ?だれ?」
「なんだ?あいつ」
「ねー、ちょっとカッコよくない?」
「もしかして転校生?」
その中で一人の声がする
「えっ?!翔君?」
たぶん藤堂だろう
入り口のドアを閉めて・・・・・・倒れた演技をした『うっぅっっ・・・・』
俺が倒れると周りは
「えっ?なに?どうしたの??」
「なんだなんだ???」
「救急車呼ぶか??」
といった声がする。
その後俺は、素早く立ち上がる、そして一点を見つめ、背筋を伸ばし、教台に立つ
すると、辺りは静まり返った。
『よし、それではホームルームを始める、皆席に着け』
皆はなにがなんだか分からないような顔をし、一気にざわめきだす。