『最後にあなたを好きになってよかった』


『なんだよ!!お前はよ!!』



『頭おかしいんじゃねー!!』



『警察だ警察!!』



俺は、騒ぎ出す中心の三人の名前を呼ぶ



『米光!!煩い!!そんなんだから、望月に愛想つかされんだよ!!』


『高原!!お前も座れ!まったく宿題してきたか?!』


『衣笠!!いつもだがお前のその髪はどうにかならんのか?!!』



三人はぴたっと動きが止まった・・・・・・それと同時に教室の中も





『俺がお前らの担任の二ノ宮大輔だ!!今この若者の身体を一時的だが借りてきた』

そう言うと、信じられないって顔で皆が俺を見る・・・・




そこに桜坂が現れた



『えっ???誰だ君は??部外者はでていきなさい!!!』



桜坂は驚きながらも俺を掴もうとした



『俺に説教たれんのは100年早えーよ、ザカ!!お前、愛子ちゃん元気か??』


桜坂の手が止まる



愛子ちゃんはこいつがハマッてる飲み屋の女だ、しかもたぶん俺しか知らねー




『きっ君は誰だ???!!!』





『だから言ってんだろ、俺は二ノ宮大輔!!ちょっと借りてきたんだよこの身体』
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