『最後にあなたを好きになってよかった』
『倉田!!お前は学級委員長だろ!桜坂先生に迷惑かけないようにクラスをまとめろよ!』
『江藤!!なんだその辛気臭い顔は!!もっと自信をもてよ』
『秋田!!お前、一応女なんだから、あんまり夜遅く出歩くなよ!!』
『道下!!お前がこのクラスを明るくしなくて誰がするんだよ!!』
俺は、生徒全員の顔を見ながら、諭した
そして、桜坂にも
『ザカ!!なんだその顔は!ちゃんとしろ!生徒達は見てるよ!お前がいい奴って事を!ただそれが表現しにくいだけなんだ!それくらい判れ!!俺の生徒だぞ??!!いい生徒に決まってんじゃねーか!!お前が信用しなくて誰が信用してくれんだよ!!分かったか!!』
桜坂は頷いた
『お前らも、桜坂先生は本当にいい先生だ!!俺の後輩の一番弟子だからな!俺だと思って信頼してやってくれ!!』
生徒全員が頷く
周りのクラスが出てきたのだろう、廊下が騒がしくなってきた。そろそろ時間だ
『そろそろ時間だ、この身体を借りるのも一回きりだ!神様の特例が出たんだよ。でも限度がある。』