『最後にあなたを好きになってよかった』


しかも落ちないようになのか、どうなのか判らないが、ぴったり俺にくっついている




ヤバイ・・・・・・まただ・・・・・この感じ・・・



走っているからではない・・・・なのに心臓が煩い



かっ・・・・可愛い/////////



咄嗟にゴールしたくないと想った・・・・・・・・けど




俺は1位でゴールした




でも・・・・俺は・・・・・・彼女を・・・・抱いたまま・・・・ただそこに立っていた





『あのー、かっ梶原君??!!ゴールしたよ??降ろさないの??!』




『えっ??!!あっ・・・・ごめん//////』



彼女から声を掛けられるまで気づかなかった



俺は、すぐに降ろした・・・・・今、確実に俺の顔は赤いだろう




『フフ、ヤッター、1位だね・・・・・・あっ、あと梶原君クラス対抗頑張ってね!』



そう言うと彼女は俺のもとから去っていった




俺は自分のクラスに帰り、体育座りをする



『おい!翔!なんてお前は運のいい奴なんだ!』




『いいえ、運がいいのは木下先生だよー!!』
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