『最後にあなたを好きになってよかった』


それから俺はあまり彼女に近づくことなく過ごした



体育祭も無事終わり、学校は落ち着きを取り戻していた



クラス対抗リレーは、俺が最後二人抜いて優勝した





彼女は、先生は飛んで喜んでたな







そして季節は7月・・・・・









『翔!!パーッと合コン行こうぜ?』



輝明・・・・・お前にはそれしかないのか?!しかも朝っぱらから


『100パー行かねー』

行くわけねーだろ?!もう俺を誘うなよ、ったく





『おはようー、ではHR初めまーす』


先生が入ってきた





ちょっと目が合う・・・・・・・・っつ




やっぱりあんまり直視できねー・・・・・目頭が熱くなるのがわかる




俺は目を逸らし窓の外の景色を眺めた
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