『最後にあなたを好きになってよかった』
『あのー、あなたは?』
とりあえず聞いてみると
『私は神でーーす。』
でーーすって伸ばさないといけねーのか?!なんかちょっとムカツク。
『えーっと、君が二ノ宮大輔?』
と俺の方を指差す。
『はい』
『んで、君は梶原一郎?』
背広の男性は頷く
『じゃー、君は梶原 翔?』
『ああ』
学生服の男性は煙たそうに頷く
『あっそう、えー、それでは・・・・・・んん?』
神はファイルを捲りながら手を止める
『おかしいのーー?死亡者2名のはずじ・・・・『だいすけ!!!!』』
神の言葉を遮る・・・
・・ああ・・この声は・・・・
振り返ると・・・・め・ぐみ??
『めぐみーーー!!!!』
俺は、歩いているのか、飛んでいるか分からないがとにかく、最愛の人のもとへ・・・