『最後にあなたを好きになってよかった』


先生の部屋は、白やピンクで統一され綺麗に整頓されている、広さは1LDKか



『適当に座ってて』

彼女はそう言うと台所に行き、お茶をいれている



とりあえす、テーブルの近くに座る



彼女はお茶を持ってくるとテーブルを隔てて俺の前に座る



『はい・・・』


お茶を渡される



『いただきます』


俺はちょこっと頭を下げた



『梶原君・・・バイトのことは黙っておくわ、ご両親いないからバイトしてるんでしょ?』





ああ、どう言い訳しようか考えてたけど、翔の両親はいないんだった


・・・まぁ、元々、俺自身は孤児だからいないけどな




つーか、判ってんなら駄目とか言うなよ・・・・・・・なんかキョドってるな先生



『はぁ、ありがとうございます』




『・・・・ぴっ、ピザ食べる?』


なに噛んでんだよ・・・・焦ってなら部屋に入れるなっちゅうに



まぁ、このピザうまいから食うけど、しかしデカ過ぎだろ?このピザ



『じゃー、いただきます』



テーブルにあるピザの箱を手に取ろうとした時
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