『最後にあなたを好きになってよかった』


『えっ・・あ・・うん、なんだかピザ一枚って頼みにくいから大きめなのをいつも頼むの』



ああ、そんなことか

『いいんだよ、この店は小さくても届けるから』





『へー、そうなの、じゃー、今度からそうする』



モグモグモグ・・・・・・・・・


終わっちまったじゃねーか会話



その後も俺たちは黙々と食べた






ふー、食ったな


時間を確認すると11時を過ぎている



俺はちょっと腰を上げる



『先生、ご馳走様、んじゃ帰るよ』




立ち上がり玄関に向かう



『えっ・・・・・・あっ・・うん・・・気をつけ・・・・・・あっ』




クシャって音がした




俺は振り返る・・・・・・・・・・・えっ???!!!
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