『最後にあなたを好きになってよかった』
はぁー、なに私だけ緊張してんの??
でも逆に彼の冷静さが嫌だった
別に何にも想ってないわよね・・・・あなたから見ればこんなおばさんに
ただ俯く私に彼は食べながら話しかけてきた
『先生食べないの?てかこのピザでか過ぎない?!一人で食べるつもりだったの?』
『えっ・・あ・・うん、なんだかピザ一枚って頼みにくいから大きめなのをいつも頼むの』
ほんと頼みにくいよね
『いいんだよ、この店は小さくても届けるから』
彼は笑顔で答える
『へー、そうなの、じゃー、今度からそうする』
とにかく私も必死に冷静に話した
ってその笑顔は・・・・反則//////
しかしその後も会話は弾むことなく食べ終わった
彼は部屋の時計を確認した後
『先生、ご馳走様、んじゃ帰るよ』
と立ち上がり玄関に向かう
ちょっと、引き止めたい気もするけど・・・・・
って私は教師なの!!生徒に対してそういう感情は・・・・・
ってどういう感情よ??!!
とにかくお見送りをしないと・・・・・・