『最後にあなたを好きになってよかった』


コンビ二に着くと、ここのクリスマス一色だな・・・・ちょっと嫌気が差したが
関係なく弁当をカゴに入れる



レジに並ぶと、視線の先にはちょっと大きめのシュートケーキがあった




「ふ、クリスマスだかなら」たまにはいいかと思いカゴに入れ、会計を済ましコンビニをでた




そうだ、ちょっと遠回りして帰ろう、たしか駅前に巨大ツリーがあったはず、それを見て帰ろう。俺は駅に向かった





駅前には巨大なクリスマスツリーが立っている



ベンチに座り上を見上げた


『でけー』


どのくらい眺めていただろう


身体が冷える



帰るか・・・・・・コンビニの袋を手に取り立ち上がる




っと・・袋からミネラルウォーターが落ちた




ペットボトルは転がり、誰かの靴に当たり止った




その人はペットボトルを拾い上げる



『あっ、すいませ・・・・・・・・・先生?!』




ペットボトルを握っているのは彼女だった




『梶原君?!・・・・・・あっ、はい』

彼女はちょっと驚き俺にペットボトルを渡す
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