『最後にあなたを好きになってよかった』

【12】フォーク

到着し、フロントで手続きを済ませ、部屋に入った





結構狭いな、俺らは、電気を全てつけ、買物袋をテーブルに置き、ドリンクをオーダーした



彼女はカクテル、俺はビール・・・・と行きたいとこだけど、この身体は未成年だし
、しょうがなくコーラを頼む




飲み物も来たので乾杯する



『じゃー、先生、メリークリスマス!乾杯!』



グラスを合わせる





なんだよ、先生あんまり喋んねーじゃんよ



ふー、まぁいい、とりあえずケーキでも食べるか



俺は自分の買ったケーキを取り出す



彼女も

『あっ、私もケーキ』



テーブルの上には15cmぐらいの丸いケーキと三角のショートケーキが並ぶ




『先生、ピザ同様ケーキもでか過ぎ』


俺は笑いながら言った




『そっ、そうよね・・・・でもこれしか残ってなかったの』

そう言ってちょっと顔が赤くなる



なんだよ、その顔は?!



反則だっちゅうに!!




良かったよ、ここが明るいカラオケボックスで



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