D i a r y
2007年
それから、長時間のフライト。
熱が出ているのがわかった。
何度もトイレで吐いた。
くたくたになって空港につくと、
おれの愛車に
勝手に乗った譲二が待っていた。
後部座席に倒れこんだとき、
意識を手放した。
そして、目覚めた今、
おれは病室にいる。
ナースも主治医も友達も譲二も
皆怒るというより呆れていた。
日付を見ると
いつのまにか年が明けていた。
雨からのメールにやっと返信した。
まだ、いろんなことの整理がつかない。