偽りから本物へ
「加瀬って・・・ 加瀬志穂の

 こと?」

「うん。」

「ふぅーん。別にいいけど加瀬が

 いるなんて珍しいじゃん。」

「うん。何か、1人足りないから

 どうしようか悩んでたら向こうから

 話かけてきたの。」

「ふぅん。」

「素っ気無いね。何かあった?」

「べ、別に・・・

 じゃあな!!」

「う、うん・・・・。ってか、明日

 学校来る?」

「一応な。」

「よかった。」

「へぇ!?」

「じゃ、また明日!!」

「おう!」
< 29 / 34 >

この作品をシェア

pagetop