~水色の瞳~
第二話 「分からない」
それからの学校生活は毎日楽しかった

彼は隣のクラスの私に声を掛けてくれるようになった

私もよく話すようにした

ある日友達に

「最近仲良いよね」と言われた

「そ、そうかなぁ」

と動揺しながら言ったが、正直嬉しい

夜も毎日のようにメールをした

彼のメールは絵文字なんて無いが

言葉にできない優しさと

私への気持ちでいっぱいのメールだった




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